夏休み勉強できなかった人必見!どうすればいいか教えます。

受験生の皆さんこんにちは!
偏差値38から早稲田大学と慶應義塾大学に合格した武田です。
自信が勉強で本当に苦しんだ経験から、さまざまな勉強法とメンタル面について解説していますので、参考にしてください!

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今回の内容は人によっては少し厳しめの内容になるかもしれません。
でも、この記事に辿り着いた人は勉強で悩んでいる人です。
なので、この記事を読んだ後に、
「この後やるべきことがわかった」
「自分のモヤモヤはこれだったんだ」
「まだまだチャンスはある」

と思ってもらえる状態にします!

1、自分がなぜ勉強をできなかったのかを知る

過ぎ去った過去を悔いても全く意味がないです。
今やるべきことを考えて、行動してください。

1-1 大事なのは立ち位置を知ること

やるべきことの第一は、“現状の学力を知ること”です。
まずは自分がどの状況なのかを計ってみてください。
一番オススメなのは第一志望校の過去問を解いてみることです。
そこで、
3割しか取れない
→暗記の基礎事項が固まっていないので、基礎を徹底的に固める
5割ほど取れる
→暗記や基礎事項を知識として入れつつ、演習中心の学習をする
6割以上取れる
→安定して合格点を取るために、何が必要なのかを把握(時間配分なのか、分野別対策なのか)
など、今の現状を把握するようにしてください。

また、夏休み中に進めた参考書がある場合には、やった範囲からランダムで5問ほど出してもらい、(英単語は50問ほど)
どのくらいの正答率か計るのも重要です。
これで8割取れてないと危険信号です。
まずは自分の現状の立ち位置から把握しましょう。

1-2 現状の学力から目を背けない

次は、現状の学力から目を背けないようにしてください。
秋以降になると、焦って演習問題に手を出してしまう人がいますが、それは危険です。
特に、実力が伴っていないのに演習問題をやることは本当に止めておいた方が良いです。
初見で解いて5割行かない場合は、自分の実力と解く演習問題のレベルが合っていないと言えます。
「とりあえず秋だから過去問」という考えは捨て、自分に合った基礎からコツコツと初めてください。
演習は最悪11月末や12月からでも間に合います!

1-3 心のモヤモヤを言語化してみる

「夏休み思うように勉強できなかったな」と思っている人!
重要なのは学力の分析と共に心のモヤモヤも言語化してみることです。
「夏にもっとやっておけばよかった」
「部活が忙しくてサボっちゃった」
「苦手な英語から逃げてしまった」
「なんで友達の方が自分よりも2割も点数が高いの?」
など、現状で感じるモヤモヤをまずは一旦ことばにしましょう。

そうすることで、自分の気持ちが整理できてスッキリするほか、自分が抱える不安に対する対処法も明確になります。
まずは現状の不安、後悔を出し、自分が今どうしたいのかを一旦全て整理してください。
(誰にも見せないつもりで紙に書くのもオススメです。)

2、秋以降の計画を立てる

前章で、現状の学力を知り、学力を受け止め、今のモヤモヤを言語化する話をしました。
ここからは、”その後どうすればいいか”のお話をしていきたいと思います。

2-1 自分の立ち位置と志望校までの差を知る

まずは、自分の立ち位置と志望校までの差を知ってください。
これはただ単に第一志望校の過去問を解くだけではなく、
第一志望校の問題で合格点を取るためにやるべきこと を整理するようにしてください。

そして、そのやるべきことにどのくらいの時間をかけるのかを決めておきましょう。
例えば、早稲田大学の英語の過去問であれば、解くだけで90分はかかります。
そして、それを正答率45%の人が復習をしようとすると、250分くらいはかかります。
早稲田の英語の過去問を解いて復習をするのに1日かかる計算ですね。

また、過去問で45%であれば、まだ過去問に入るのは非効率なので、参考書で学習したとします。
大問が12問ある演習問題集で、1日1題復習も含めて終わるのであれば、12日あれば1周できる計算になります。
2周めは1日2題やるとすれば、18日あれば長文の参考書が一冊終わります。

過去問で60%取れるようになるまでには、長文の参考書が3冊ほどは必要になると思いますので、
「今から3冊やったら10月半ばには終わるな」
という感じで、過去問に入るまで逆算して、やる内容と時期を考えるようにしてください!

2-2 暗記フェーズと演習問題フェーズで考える

本記事では再三述べていますが、学力が伴っていないのに演習問題に入るのは大変危険です。
大手の予備校では夏になったら学力関係なく全員に共通テスト問題集を解かせるのですが、
私にとってみれば考えられないです。

英単語帳のターゲット1900やシステム英単語が身についていないのにMARCH以上の過去問をやっても意味がありませんし、
英文法が入っていないのに日東駒専の過去問をやっても意味がありません。

また、数学は基礎問題精講や青チャートの例題が身についていないのにMARCHの過去問をやっても解くことは難しいです。

なので、「早く過去問をやりたい!」というはやる気持ちを抑えて、今自分は何をすべきかのかを冷静に考えるようにしてください。

勉強法の1つとして、演習系の参考書で演習問題を進めつつ、暗記系を詰めていくのはオススメです。
ただ、演習系の参考書が初見で半分取れない場合には、まずは暗記の固まっていない部分を優先的に固めるようにしてください。

2-3 過去問で半分近く取れるかどうか

過去問で半分近く取れるかどうか これが1つの基準になってきます。

実際、第一志望校で50%以上取れている人は過去問を中心に秋以降の計画を立てていくことになります。
また、過去問を学んだ後に、過去問の解説で納得できるかどうかも1つの重要な指標です。

過去問の解説は当然参考書よりも手薄になってきますので、その解説で理解できない場合には参考書の演習を増やすことをオススメします!

3、受かる人になったつもりで考える

次は、秋以降の勉強に取り組む姿勢です。
改めていうまでもないですが、学力向上は 勉強の質×勉強への姿勢 で決まります。
ここからは勉強への姿勢を中心に話していきたいと思います。

3-1 合格する人の勉強時間を知る

まずは、合格する人の勉強時間を知ってください。
実際に自分の行きたい大学に合格した人に話を聞くのがいいですが、これはネットで調べた情報でも構いません。

一般的にはMARCH合格者が2400時間、早慶合格者が2800時間の勉強をしていると言われていますので、
自分がこの数値にどれだけ近いかが重要になってきます。

あとは自分の現状からどのくらいの勉強時間が必要かを割り出し、1日の勉強時間に落とし込んでいきましょう!

3-2 合格する人の解き方と復習の仕方を知る

勉強時間の話を前でしましたが、正直、もう勉強時間では間に合わなくて焦っている人が多いのが現実だと思います。
夏休みに勉強できなかったという人は、ここから追い上げないとマズいです。

なので、解き方や復習の仕方、普段の頭の使い方を合格する人に近づけて考えるようにしてください。

例えば、私は早慶に合格する人や頭のいい人は具体的に考える力に長けていると考えています。
なので、問題演習をした後の解答根拠を具体的にしたり、自分がなぜ間違えたのかを具体的に説明するようにしてください。

間違えた理由はケアレスミス!

とかは絶対にやめてください。
多分、今後同じミスをします。

具体的に間違えた原因や自分の解答根拠を考え、具体的な解決策に落とし込んでください。

3-3 合格する人の考え方を知る

合格する人は考え方も違います。
例えば、大体英語の場合には筆者の主張があって、その反対意見が出されていて、、、、。
などは英文を読みながら当たり前に考えていますし、現代文や数学を解くときには噛み砕いて考えられています。

つまり、自分の言葉で言語化することに長けているのです。

また、早稲田大学に進学して思ったのですが、難関大学に合格する人は
「自分の意見を持っている人が多い」
です。

常に自分で考え、一般論と比較する習慣を普段から身につけています。

普段から自分の意見を持って、考えて行動するようにしてください。

4、やってしまったら失敗するパターン

ここからは大学受験指導歴7年の私が、やったら失敗する可能性が高いパターンをお話しします。

4-1 モチベーションを他人に依存

これはシビアな現実ですが、MARCH以上の難関大学に受かっている人で、モチベーションを他人に依存している人をあまり見かけません。
例えば、友達に励まされたとか、塾の先生が優しくしてくれたとかであまり一喜一憂するのは違います。
人からの影響で勉強時間が変わってしまうことは避け、コツコツと勉強に取り組むようにしてください。

4-2 後悔ばかりして先のことが手につかない

夏勉強できなくて後悔している人、要注意です!
過去に囚われて先に進まないのが、この人類史上一番無駄なことだと思っています。

後悔するのを今すぐやめてください。

「ここから何ができるか」しか考えないでください。
私は模試で早慶E判定しかとったことがありませんが、その度に後悔してたら受験までメンタルが持ちませんでした。

4-3 失敗した時のことばかり考えてしまう

過去を後悔するのと同様に、失敗した時のことばかり考えてしまうのも要注意です。
なぜかというと、今の学力アップに1ミリも影響がないからです!
全くの時間の無駄です。

ただ、どうしても考えてしまう、、、
という方のために、次の項目で対応策を書いていきたいと思います。

5、マイナス思考の人にオススメの考え方

私が偏差値38から早慶に合格した秘訣として、“プラス思考に考えること”が非常に重要だったと考えています。
受験は自分より高い目標を目指すものです。
そして、あまりにも高い目標を目指す時、周りはそこまで本気で応援してくれません。
自分でポジティブに考えて行動をするしかないです。
私自身、元々偏差値38の頃に「早稲田大学を目指す」と宣言した時、
周りには本気で応援してくれる人がほとんどいませんでした。
それもそのはず、偏差値38、学年最下位レベルから早慶に合格する方法を知っている人がいなかったからです。

でも、挫けずに、早稲田大学慶應義塾大学を目指せたのは、諦めずに勉強を続けることができたメンタルがあったからです。
その時のプラスの考え方をお伝えします!

5-1 合格したものだと思って勉強する

まず、合格したものだと思って勉強しました。
これは私が本で読んだ脳科学者の方が言っていたのですが、
「早稲田に絶対に合格する!」
よりも、
「早稲田大学に合格しました!」
の方が効果があるらしいです。

「早稲田大学に合格した!」だと、脳がそのようなものだと錯覚して動いてくれます。
余計な焦りや不安がなくなり、その合格したという事実に向けて必死に動いてくれます。
(合格を実現しようとする力が働くそうです。)

5-2 自分と同じ学力でも受かっている人を参考にする

不安な人は、自分と同じ学力からで受かっている人を参考にしてください。
正直言えば、他人と自分は違うわけなので、他人を参考にしてもあまり意味がありません。

でも、「自分でもいけるかも」と思えることが非常に重要になってきます。

私も教え子が早稲田大学法学部に合格したときに、
「偏差値38の武田先生でも行けたことが、とても勇気になった。」
と言ってもらえました。
ですので、「自分もいけるっしょ!」という気持ちは大切にしてください。

5-3 自分にはチャンスがある。

これは究極ですが、自分には受験するチャンスがあると思ってください。
そして、そのチャンスを有難いものだと思って欲しいです。

大学を受験したくても、経済的な理由で進学ができない人もいます。

もし、あなたが塾に通える環境にあったり、近くに無料で使える自習室がある場合にはとても恵まれています。
そうでなくても、受験の許可をもらえているだけでも、恵まれています。
その恵まれた環境に感謝をして、努力をしてください。

私は浪人の辛い時期に、戦時中の自分と同い年の特攻兵の動画を見ていました。

同い年くらいか自分よりも数歳年上の人が、国のために命をかける。
恋愛とか、勉強とか、家族と過ごしたいとか、いろいろな思いがある中で、最後まで日本と家族を守るために戦った人から何を感じるか。

私は、勉強ごときで弱音を吐くのは間違いだと、勇気をもらっていました。
私はそのような動画を見て、勉強ができる環境に感謝しつつ、
大学入試の勉強で弱音を吐きそうになってしまっている自分を鼓舞していました。

みなさんはなぜ受験をすることを選んだのか、そして、今何をすべきなのかをもう一度本気で考えて欲しいと思います。

半年後には自由な大学生活が待っているからこそ、全力を出してください。

ここで踏ん張ってください。

5-4 最悪失敗しても無傷だと考える

勉強で焦っちゃう人必見!
これは究極ですが、“最悪失敗してもどうにかなる”と考えていました。

別に「全落ちしても就職すればいいし、いける大学や専門学校で資格の勉強を必死にすればいい」と考えていました。
みなさんは何のために大学受験をしますか?

将来海外で働きたいから?
いいところに就職して安定したい?
叶えたい夢がある?
日本史が好きだから?
将来が不安だから?

どれも素晴らしい動機です。
ただ、一度立ち止まって考えてみてください。

それ、第一志望に行かないと叶えられないですか?

別にそういう訳でもないですよね。
高卒でも公認会計士や弁護士になる人もいるし、社長になって財を築き上げる人もいる。

当然、今勉強を必死に頑張るのは当たり前ですが、焦りや不安で押しつぶされそうな時は一度立ち止まって、
冷静に俯瞰して自分を見てみてください。

落ち着きながら全力を出し切りましょう!

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