政治経済選択の勧め!政経のメリット・デメリット。

全国の大学受験生のみなさんこんにちは!

社会を政治経済選択で早稲田大学に合格した、学習塾PLAN B.校舎長の武田です。

私は偏差値38から早稲田大学慶應義塾大学に下克上合格を果たしましたが、その背景には

「選択科目の社会を政治経済にしたから受かった」

ということがあります。

私自身、政治経済という科目に非常に恩恵を受けました。

そこで、今回は全国で社会を政治経済選択にしようか悩んでいる人に向けて、政治経済のメリット/デメリットを紹介していきます。

 

その1:政治経済のメリット

政治経済の利点の大きさは勉強時間が少なくて済むことです。

例えば、あなたがMARCH志望だった場合、政治経済選択者は世界史選択者に比べて、勉強時間が65%〜70%程度で済みます。

日本史や世界史に比べて元々の学習範囲がかなり狭いため、勉強時間がかなり少なくて済むのがメリットです。

・政治経済の学習内容

「政治編」

まず、政治は国家の成り立ちから始まります。
当然、人が集まればそれが集団になり、集団になれば統治機能が必要になります。
そこで、政治の最初は国家の定義や、どのような統治、そして国王の勝手な統治によって生まれる民衆の反発などの歴史を学びます。
また、その後は日本の三権分立(政治と立法と司法)などの仕組みや、国会でやること、選挙制度などを学びます。
日本の最高法規である憲法に照らして、日本のいろいろな法律が正しいかどうかの事例などを学んだ後、最後は国連の組織などの国際政治を学びます。
大きな組織の成り立ちや、意思決定のプロセスなどに興味がある人は、学んでいて楽しいのではないかと思います。

「経済編」

景気は動かせます。
どのように動かすかというと、世の中にお金を増やせば好景気になり、逆に景気が良すぎると世の中のお金を減らします。
なぜ、世の中のお金を増やすと好景気になるか簡単に説明すると、お金が増えると、企業が投資をしやすくなる。
投資をして、良い商品を作って、売上が立って、企業の収益が上がって従業員に給料で還元。
そして、従業員が消費者として物を買ってまた企業が儲かる。
と言う好循環が起こるからです。

これを政府や日本銀行が利子を動かしたりしてコントロールするんです。
あとは、みんなが欲しいものは価格が上がったり、逆にみんなが欲しがらないものは価格が下がったりと、みんなが知っているお話もしたりします。

経済も身の周りのことを学ことができるので、勉強していて楽しいのではないかと思います!

この章の最初で紹介した通り、政治経済は非常に短期間である程度のレベルまで到達することができます。

・おすすめの参考書

下記がおすすめの参考書ですが、この4冊をやるだけで、日東駒専、MARCHの問題にはある程度対応できるようになります!

「中学公民の参考書」(必要な人のみ)
学校で政治経済を習ったことがなく、初見の人はおすすめです。

「畠山の政治経済爽快講義」

正直、講義書はこの一冊をやり込めば十分です。
この1冊でMARCHレベルまで戦うことができます。

「畠山の政治経済爽快問題集」


これは上記の講義書に対応した問題集です。
タイトルは問題集となっていますが、実際のところは用語集です。
講義書で流れや語句の意味を確認したあと、この用語集で単語を暗記していきます。

知識も正直この1冊である程度カバーできます。
ただ、明治大学法学部などの憲法が多めに出てくる大学では、講義書の最後にある憲法を追加で覚えるようにしてください。
この参考書では憲法の暗記は不十分です。

「政治経済マーク式問題集」

政治経済はどの大学もマーク式の問題hが当然でます。
そして、マーク問題の選択肢は非常に細かいです。
そこで、この参考書では知識を身につけつつ、細かい選択肢の切り方を学んでいくことになります。

「私大攻略の政治経済」


この参考書は政治経済の過去問で構成されていて、知識問題、マーク問題などがバランスよく学習をすることができます。

ここまで参考書をやり込めば、日東駒専、MARCHレベルまでカバーすることができているので、非常に早く、学習をすることができます。
他の日本史、世界史のように、年号を暗記したり、資料集を暗記したり、教科書の細かい流れを覚える必要はありません。

・政治経済で高得点を狙うのではなく、空いた時間を英語に割く

ここまで、政治経済のメリットをお話ししてきましたが、最大の利点は何と言っても
勉強時間が少なくて済む点
です。
ただ、1点注意なのが、
「勉強時間を増やして、他の社会選択と差をつけてやろう」
とは決して思わないでください。

政治経済には魔の単元、時事問題が存在します。
そう、つまり、”時事問題”とかこつけて出題をすれば、どんな悪問も問題としてまかり通ってしまいます。
時事問題の対策はどこまでやっても限界があるので、みんなが得点をする基礎的な問題に狙いを定めて、
政治経済で短縮した社会の勉強時間を英語に充てることを強くお勧めします。

政経で節約した時間は英語に充ててください!

結局英語の配点が高いので、英語で得点を取ることが、難関大学合格への近道です。

 

また、これは私が慶應義塾大学の総合政策学部を受けた際の話なのですが、総合政策学部の小論文のテーマが、政治経済と相性が非常に良かったです。

政治経済を学習していたおかげで、自分の納得する小論文を書くことができました。

その2:政治経済のデメリット

政治経済選択のデメリットは主に2つあります。

1つ目は受けられる大学の数が絞られてしまうことです。

2つ目は共通テスト問題などでは地頭の影響が少なからず出てしまうことです。

まず、1つ目から解説します。
政治経済では受けられない大学があります。
例えば、MARCHの文学部や、早稲田大学国際教養学部、教育学部慶應義塾大学法、経済、商、文学部などを受けることができません。
逆に、早稲田大学文学部や文化構想学部は逆に2025年から共通テストで社会(数学も選択可能)を利用する入試形態を導入しましたので、受験できるようになりました。
ただ、募集人数は極端に少ないです。

2つ目の政治経済は地頭が必要という話ですが、共通テストや一般入試の問題で、基本的に政治経済は地頭があったほうが有利になります。

共通テストは政治経済のそもそもの用語や理論を理解して、その上で似た理論を選ぶ問題などがあるので、

根本の仕組みを理解する必要があります。
ただ、MARCHレベルを狙う人であれば、ここら辺はある程度カバーできる頭はほとんどの人があると考えますので、それほど心配しなくても大丈夫です。
「仕組みを理解するのがだるい!」

「簡単な数学の計算をするのがだるい!」

と思う人は、日本史をお薦めします。

その3:政治経済に向いている人

今回は政治経済にどんな人が向いているのか?

を3パターン紹介します。

パターン1は、理屈を突き詰めて考えるのが好きな人です。

「なぜこうなるのか」に興味が湧く人は政治経済をお薦めします。

政治経済で学習する内容には全て「なぜ」が明確になっているので、学習していて楽しいです。

パターン2は、現代の政治や経済に興味がある人です。

政治経済はニュースや新聞を見ていて出てくる用語が全体の2割くらいを占めているので、
現代の政治や経済状況に興味がある人も政治経済に向いています。

特に国連関連や地球温暖化対策、日本の政治制度、NGO(非政府組織)の活動などの内容のニュースなどが、
政治経済の学習内容と被っています。

パターン3は、入試までに時間がない人です。
正直、この時期から本格的に受験勉強に取り組む人、時間がないですよね。
この記事冒頭の「政治経済のメリット」の部分でも紹介しましたが、政治経済は勉強時間が極端に少なくて済む科目です。

ゆっくりと日本史をやっている時間がない人には政治経済が向いておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

最後に武田より

政治経済は覚える内容が少なく、内容もちゃんと筋が通っているので、学習していてとてもやりやすいと思います。

私が校舎長を務める塾では、学習開始から3ヶ月で日本大学の問題が解けるレベルまで到達した塾生や、数学から政治経済に変えて、4ヶ月で偏差値が80まで上がった生徒さんもいます。

政治経済は仕組みや理論をしっかりと理解すればとても良い科目です。

興味ある人は、一度書店で参考書を見てみてください!

特に社会がピンチな人はお薦めです!

 

学習塾PLAN B.武田がおすすめな記事↓(偏差値40台からMARCHに受かるためには)

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