元塾生で早稲田大学と横浜国立大学に合格した、学習塾PLAN B.講師の山﨑です!
「共通テストで国語198点、英語180点。」
この数字を見て、「特別な進学校の話でしょ」と思った人も多いかもしれません。
しかし、私は市立川崎高校という環境から、この得点を現実にしました。
特別な才能があったわけでも、最初から成績が良かったわけでもありません。
この記事では、「難関大を狙うための戦略的学習」を、解説していきます。

① 共通テスト突破力の秘密
まずは、国語で198点を取った勉強法についてです。
共通テスト国語で最も重要なのは、「時間配分」と「解く順番」です。
「最初から順番通りに解いていくと、古文・漢文に入る頃には時間が足りなくなる」
という経験をした人も多いのではないでしょうか。
そこで私は、自分の得意・不得意に合わせて順番を最適化しました。
具体的には、漢文が得意で古文が苦手だったため、「漢文→評論→小説→古文」の順番で解いていました。
まず漢文で確実に満点を取り、安定して得点を確保する。
この“勝ちパターン”を最初に作ることで、全体の流れを崩さずに解き切ることができます。
時間配分についても、感覚に頼るのではなく、何度も共通テストの予想問題集を解きながら調整しました。
自分にとって無理のない配分を事前に決めておくことで、本番でも焦らずに対応できます。
参考書として特におすすめなのが、漢文早覚え即答法です。
インプット系はこの一冊に絞り、繰り返し使い込むことで、漢文は安定して満点が取れる状態まで仕上げることができました。
次に、英語で180点を取った方法です。
英語の中でも、私は特にリスニングに苦手意識がありました。
そこで取り入れたのが「シャドーイング」です。
使用していたのは、速読英熟語の音声で、これを繰り返し真似して発音する練習を続けました。
シャドーイングを継続することで、英語を「音」としてではなく「意味のかたまり」として捉えられるようになり、徐々に聞き取れる感覚が身についていきました。
リーディングについては、国語と同様に時間との戦いになります。
そこで意識していたのが、「設問を先に読む」ことです。
共通テストでは、設問を先に確認することで、本文のどこに注目すべきかが明確になり、効率よく解ける問題が多くあります。
どの大問でこの戦略を使うかは、予想問題集を通して事前に決めておくことが重要です。
本番で迷わないように、解き方まで固定することが高得点への近道になります。
英語の参考書は、速読英熟語とシステム英単語の2冊がおすすめです。
どの科目にも共通して言えることですが、参考書は数を増やすのではなく、一冊を極めることが最も重要です。
私はこの2冊をボロボロになるまで使い込み、知識を使える状態まで定着させました。
共通テストで安定して高得点を取るためには、「正しい戦略」と「やり切る継続力」。この2つがすべてだと思います。
➁偏差値50からのマインドセット
4月の模試、結果は正直に言って“絶望的”でした。判定はE、偏差値も50前後。
「このままじゃ無理だ」と現実を突きつけられた感覚は、今でもはっきり覚えています。
しかし、一年後に横国や早稲田に通っている自分を想像し、志望校を変えることはしませんでした。
もちろん、気持ちが落ちる日は何度もありました。
特に女子受験生は、体調やメンタルの波に左右されやすい場面も多いと思います。
だからこそ私が意識していたのは、「頑張り続けること」よりも「崩れない仕組みを作ること」でした。
その一つが、しっかり寝ることです。睡眠を削って勉強時間を増やすよりも、毎日同じパフォーマンスを出し続ける方が、長期的に見ると成績は伸びます。
集中力が落ちた状態で机に向かっても、効率はむしろ下がります。
もう一つは、環境を変えることです。私は家で勉強するのが苦手だったので、迷わず塾の自習室を使っていました。
周りが勉強している空間に身を置くだけで、「やるのが当たり前」という状態を作ることができます。
特に「PLAN B.」の自習室は静かで、自然と集中できる空気があり、勉強を習慣化するうえで大きな支えになりました。
偏差値50からでも、難関大は狙えます。ただし必要なのは、気合いや根性ではなく、「落ちても戻れるマインド」と「崩れない生活の設計」です。この2つを作れたことが、最後まで走り切れた一番の理由でした。
③ 国立(横国)と私立(早稲田)対策の両立
「国立も私立も狙うなんて、中途半端になるんじゃないか。」
これは何度も言われたし、自分自身も不安に感じていました。
横国は5教科7科目、早稲田はハイレベルな英語と国語。
それぞれ求められる力が違うからこそ、両立は難しく見えます。
ただ、実際にやっていたことはシンプルで、“全部頑張る”のではなく、“勝つ科目を決める”という戦略でした。
私は、文系科目で圧倒的に得点し、理系科目は足を引っ張らないラインでまとめると決めていました。
文系3科目に関しては、早稲田レベルまで引き上げることが、そのまま共通テストや国立二次にも直結します。
だからここには一切妥協せず、「満点を取りにいく前提」で勉強時間を投下しました。
そして、この国語と英語に関しては、塾長が直接指導してくれていたことも大きかったです。
国語はセンスではなく論理で解くこと、英語はなんとなく読むのではなく構造で理解すること。
自分では気づけなかった読み方のズレや、選択肢の甘さを一つひとつ修正してもらったことで、得点の再現性が一気に上がりました。
一方で、数学はもともと苦手だったため、発想力が問われる応用問題には手を出しませんでした。基礎〜標準問題を確実に取り切ることに集中し、「できない問題に時間を使わない」と決めていました。
ここで重要になるのが、勉強時間のコントロールです。
1日の中で、
- 文系科目:7〜8割
- 数学・理科基礎:残りで“取り切れる範囲”
というように、かなり極端に配分していました。
苦手科目に時間をかけたくなる気持ちはありましたが、そこでバランスを取ると、結局すべてが中途半端になります。
結果として、早稲田レベルまで鍛えた英語と国語が軸になり、国立対策にも余裕が生まれました。両立というよりは、軸を一本通して、そこから横に広げていく感覚です。
国立と私立を同時に狙うなら、全部を完璧にしようとしないこと。(もちろん横国より上を目指すなら完璧が求められますが。)
この戦略と、塾長の指導によって学習のブレがなくなったことが、両方の合格に繋がった一番の理由でした。
④最後に
4月、E判定だった自分でもここまで来ることができました。
だからこそ今どんな状況にいても、やり方次第で結果は変わるということを知っています。
この経験が、次はあなたのものになることを願っています。

学習塾PLAN B.鶴見校校舎長。樽町中学校から野球推薦で法政大学第二高等学校へ進学。鶴見で塾運営歴7年。県鶴、東、鶴見大学附属高校などの地元の高校から難関大学への進学者を多数輩出。自分自身が塾、予備校に通って偏差値38だったところから参考書学習で早稲田大学、慶應義塾大学合格を果たした経験を基に、2023学習塾PLAN B.鶴見校を2023年8月に開校。「成績の上がらない塾に価値はない!」をモットーに指導に当たる。2025年度入試では受験者の71%(28人中20人)が難関大学への進学を果たすなど、確実に成績アップを成し遂げている。学習塾PLAN B.では「業界初!逆指導」という形で生徒が講師に解答根拠を指導する形で個別指導を実施。