きび先生の東工大受験直前期の後編です!
7,年明け〜前日:寝込んだことで脳が回復!?
元旦にやっと回復した私は、まず、二日かけて本番通りの時間で共テパックを解きました。
まず、駿台のものから解いたのですが、結果は意外と悪くなく…。
ボーダーの8割には届いていませんでしたが、一度寝込んだことが吉と出たのか、全体的にケアレスミスが減っていました。
しかし、ひどい状態だったのは文系科目。
本来追い込みをするはずだった時期を丸ごと寝込んでしまった結果、全く暗記が追いついておらず、
政経倫理に関しては、文脈から推測できる問題と学校で学んだキリスト教倫理に関連する問題しか解けないという、危機的状況でした。
その後、私はリスニングと政経倫理の暗記、漢文の文法の暗記をひたすらしながら、
それと同時に安眠グッズや疲労回復グッズを駆使して体調を整え、良い状態で本番を迎えられるよう、準備していきました。
8,本番1日目:まさかの緊張で嘔吐。
本番1日目の朝、私は自分でも信じられないくらいガチガチに緊張していました。
まともに朝ごはんも食べられず、緊張で吐いてしまい、朝からぐったりしながら、試験会場の横浜国立大学へと向かいました。
あの時、会場まで一緒に来てくれた母には本当に感謝しています。
一人で向かっていたら、ネガティブシンキングが止まらなかったと思います。
あんなに緊張してしまったのは、おそらく文系科目の暗記が不十分であると認識していたからだと思います。
実際、政経倫理は倫理部分しか暗記できなかった上に倫理部分もしっかりテストができたわけではなく、
古文漢文も中学生の頃の朧げな記憶を元に解くしかない状況でした。
自信がないまま向かわなければならなかったことで、悲観的になってしまっていたんだと思います。
会場につき、母と別れてすぐに、同じ学校の友人たちと徐々に合流していきました。
会話はあまりありませんでしたが、お互いの緊張した顔を見て、
「緊張しているのは自分だけじゃない」
と安心したのを覚えています。
黙って俯いたまま試験を受けるのと、
友達に「おはよう」って言ってから試験を受けるのとでは、
きっと結果も全然違ったと思います。
試験が始まる頃には、母が作ってくれた一口サイズの塩むすびを食べられる程度には緊張がほぐれていました。
試験を受けている間の記憶はあまり残っていません。
ただ、「思っていたほどひどいことにはなっていないな」と思いながら、必死に解いていたのは覚えています。
帰宅後は、自己採点はしないで、翌日の理系科目のために、早めに就寝しました。
9,本番2日目:自信を胸に
本番2日目はあまり緊張していませんでした。
一度横国に行ったことと、文系科目とは違って自信があったことが関係していると思います。
解いている間もかなり心に余裕がありました。
数1Aでは1箇所うまく誘導に乗れず、結果として3問ほど一気に落としてしまったのですが、
ここでテンパりはしませんでした。
誘導に乗れていないことに気づいた時も、自分でもびっくりするくらい落ち着いていました。
苦手だった化学も大きな困難はなく終わり、私は友人と共に帰路につきました。
10,自己採点・結果
2日目帰宅後、私は解答速報を見ながら、自己採点を行なっていました。
自信のない文系科目の方が結果が出るのが早かったので、文系科目しか結果がわかっていない時は気が気じゃなかったです。
私の共通テストの結果は以下のようになりました。
政経倫理 | 76 |
国語 | 145 |
英語リーディング | 80 |
英語リスニング | 83 |
数学1A | 88 |
数学2B | 91 |
物理 | 95 |
化学 | 84 |
結果はトータルで742点。
物理は一問ミスだったので悔しかったです。
化学が伸びきらず、政経倫理と国語は盛大に足を引っ張りましたし、数学でもケアレスミスがあったのですが、なんとかボーダーの720点は超えることができました。
私の共テ受験体験記は以上です。
今度、共テ本番の持ち物などや、二次試験本番についてもお話しできたら嬉しいなと思います。
私の共テ受験体験記が皆さんの参考になったら嬉しいです。
皆さんが希望の大学に合格できることを祈っています。
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