こんにちは!学習塾PLAN B.副校舎長の鈴木です!今回は横浜市港北区にある神奈川県立岸根高等学校(きしねこうとうがっこう)について紹介させていただきます!
「岸高(きしこう)ってどんな学校?」「偏差値や進学実績は?」
そんな受験生・保護者の皆様に向けて、最新の入試情報やリアルな評判を徹底解説します。
【岸根高等学校】とは?

1. 学校の基本情報とアクセス方法
岸根高等学校は、横浜市港北区に位置する全日制普通科の公立高校です。「文武両道」を目指す明るい校風が特徴で、特に体操競技部は全国レベルの実力校として知られています(卒業生には白井健三選手も)。
最大の魅力の一つは、その圧倒的なアクセスの良さです!横浜市内全域や川崎方面からも非常に通いやすい環境です。
- 📍 横浜市営地下鉄ブルーライン「岸根公園駅」:徒歩10分
- 📍 JR横浜線・市営地下鉄「新横浜駅」:徒歩15分
- 📍 東急新横浜線・相鉄新横浜線「新横浜駅」:徒歩15分
アクセス面のストレスは非常に少ない学校です。新横浜駅周辺の誘惑は多少ありますが、部活動で忙しい生徒が多いため、メリハリのある生活が送れそうです。
2. 教育理念
岸根高校の教育目標は、「社会の中で自立し、他者と協働できる心豊かな人間の育成」です。
学習だけでなく、行事や部活動を通じた人間形成に力を入れています。生徒一人ひとりの個性を尊重しつつ、コミュニケーション能力や課題解決能力を養うことを目指しています。
「手取り足取りすべてを管理される」というよりは、ある程度の自由度が与えられる環境です。自ら動く姿勢を持つことで、より充実した高校生活になります。
3. コースの種類と特徴
岸根高校は「普通科」のみの設置ですが、学年に応じたカリキュラムが用意されています。
- 1年次:芸術科目(音楽・美術・書道)以外は全員が共通の科目を履修し、基礎学力を固めます。
- 2年次:進路希望に合わせて「文系」「理系」のコース選択を行います。
- 3年次:文系・理系に加え、多様な選択科目が用意され、大学受験や専門学校進学など、個々の進路に応じた学習が可能になります。
標準的な公立高校のカリキュラムとして、文理選択や選択科目で柔軟に進路対策ができる体制が整っています。
4. 卒業生の進路と進学実績

岸根高校の卒業生は、約8割が現役で大学・短大へ進学しています。近年は中堅私立大学(日東駒専レベル)への合格者が安定しており、GMARCHへの合格者も輩出しています。
| 大学群 | 主な合格大学(2024春等) |
|---|---|
| GMARCH・難関 | 法政大14、明治大6、青山学院大3、中央大2、立教大2、学習院4 など |
| 日東駒専・中堅 | 専修大41、日本大12、東洋大14、駒澤大14、神奈川大70、関東学院大30 など |
※出典:岸根高等学校公式サイト 進路状況
「中堅私大」への進学がボリュームゾーンです。GMARCH以上の難関大学を一般入試で目指す場合は、早めの通塾や自学自習の計画が必要になるでしょう。
5. 校舎・施設の魅力と設備紹介
公立高校としては標準的な設備ですが、部活動が盛んなこともあり、運動施設は充実しています。
- 体育館・格技場:体操部などが使用する器具も揃っています。
- グラウンド:広々としており、野球部やサッカー部が活発に活動しています。
- 図書室:自習スペースがあり、放課後の学習に利用されています。
- 中庭:生徒の憩いの場となっており、昼休みには賑わいます。
私立高校のような最新設備は期待できませんが、部活動や学習に必要な環境は揃っています。見学会で実物を確認することをおすすめします。
【岸根高等学校】でのリアルな学校生活
1. 授業スタイルと学びの雰囲気

授業は1コマ50分で行われます。雰囲気は「真面目に受ける生徒が多いが、堅苦しくはない」というバランス型です。
「スパルタで勉強させる」学校ではありません。そのため、学習習慣が身についていないと成績が下がりやすい側面があります。自律的な学習姿勢が求められます。
2. 部活動の種類と活動内容

岸根高校の最大の魅力の一つが部活動です。加入率は高く、放課後の校内は活気に満ちています。
- 🏅 運動部
体操競技部(強豪)、バレーボール部、バスケットボール部、硬式テニス部、サッカー部、野球部、ダンス部、バドミントン部、陸上競技部、剣道部、卓球部 など - 🎨 文化部
軽音楽部(人気)、吹奏楽部、美術部、茶道部、イラスト部、天文部、料理部 など
特に体操部は全国大会の常連であり、学校のシンボル的な存在です。
「部活を頑張りたい」という生徒には最適な環境です。運動部・文化部ともに選択肢が多く、初心者からでも歓迎される雰囲気が整っています。
3. 年間行事とイベントの楽しみ方
年間を通じて様々な行事が行われますが、特に盛り上がるのが「岸高祭(文化祭)」と「体育祭」です。
- 4月:遠足
- 6月:体育祭(色別対抗で応援合戦が熱い)
- 9月:岸高祭(クラス企画や部活動発表で地域の方も訪れます)
- 10月:修学旅行(2年生、行き先は沖縄や北海道など年度による)
- 3月:球技大会
行事に対して熱心な生徒が多く、クラスの団結力が強まる機会が多いです。「イベントを楽しみたい!」という明るい性格の生徒には非常にマッチするでしょう。
4. 校則・学校の雰囲気

校則は、神奈川県の公立高校の中では「標準的〜やや緩やか」という位置付けです。
- 制服:指定のブレザー(ネクタイ・リボン着用)。シンプルで評判は良いです。
- 頭髪:染髪(髪染め)は禁止されています。ピアスも原則禁止ですが、指導の厳しさは年度や学年団によって多少差があるようです。
- スマホ:持ち込み可、休み時間の使用も可能です。
規律を守りつつもおしゃれを楽しみたい生徒が多い印象です。極端な校則違反をしなければ、のびのびと過ごせる環境と言えます。
5. 文化祭、体育祭

前述の通り、岸根高校の二大イベントです。
- 岸高祭(文化祭):クラスごとの出し物(お化け屋敷や飲食店、縁日など)や、部活動の発表がメイン。中庭ステージでのパフォーマンスも見どころです。
- 体育祭:赤・青・黄などの団に分かれて競います。特に3年生を中心とした応援合戦(ダンスパフォーマンス)は完成度が高く、見応えがあります。
「行事ガチ勢」が多い学校です。準備期間から当日まで、学校全体がお祭りムードに包まれます。クラスメイトと仲良くなる最大のチャンスです。
【受験生必読】【岸根高等学校】の入試情報と併願先
1. 最新の偏差値と倍率の動向

岸根高校の偏差値は53前後です。
神奈川県内の公立高校としては「中堅校」に位置し、人気が高いため倍率も安定して高い傾向にあります。
- 偏差値:53(みんなの高校情報)
- 入試倍率:例年1.2倍〜1.4倍程度で推移。
新横浜エリアというアクセスの良さもあり、港北区だけでなく近隣の区からも多くの受験生が集まります。
※出典:みんなの高校情報 岸根高校
「偏差値53だから余裕」と思っていると危険です。倍率が高くなりやすいため、実力テストで安定して300点前後取れる力をつけておく必要があります。
2. 合格者平均点・基準内申点
岸根高校の選考基準は、内申:学力検査=5:5(ですが、岸根高校は学力検査と内申点のバランスが重要です。
- 合格者平均内申:100〜105 / 135満点※2年生の9科合計+3年生の9科合計×2で算出。オール3に「4」がいくつか混ざる成績が必要です。
- 合格者平均得点:280点〜310点 / 500満点※1教科あたり60点平均を目指す必要があります。
※出典:カナガク、各種模試データ参照
内申点は「オール4弱」が目安です。内申が90台の場合は、当日の試験で平均点+20〜30点を取る覚悟で過去問対策を行いましょう。
3. 併願校の選び方と注意点
岸根高校(偏差値53)を第一志望とする場合、併願校(滑り止め)には偏差値43〜48程度の私立高校を選ぶのが一般的です。通学エリアを考慮したおすすめの併願校は以下の通りです。
🏫 おすすめ併願校(私立)
- 横浜創学館高等学校(金沢区)
偏差値:43〜48
部活動が盛んで活気があり、岸根高校と雰囲気が似ています。進学実績も伸びています。 - 横浜商科大学高等学校(旭区)
偏差値:44〜46
面倒見が良く、付属大学への推薦枠も持っています。施設も充実しており人気のある併願先です。 - 橘学苑高等学校(鶴見区)
偏差値:45〜48
岸根高校から距離的にも近く、落ち着いた校風です。デザイン美術コースなどもあり個性的です。
※偏差値出典:みんなの高校情報
併願校は「もし公立に落ちても通いたいと思えるか」が重要です。必ず説明会に参加し、通学時間や校風を確認してください。上記3校は岸根受験生の定番です。
4. 合格者の体験談と勉強法
合格者は、夏休み以降に過去問対策を徹底しています。
- 英語・数学:積み重ねが必要なため、中1・中2の復習を夏までに完了させる。
- 理科・社会:暗記分野が多いため、直前期まで伸びしろがあります。
- 過去問:神奈川県の入試問題は傾向がはっきりしています。最低でも5年分は解き、時間配分に慣れておきましょう。
神奈川県の入試は、記述式や思考力を問う問題が増えています。単なる暗記だけでなく、「なぜそうなるのか」を説明できる力をつけておくことが合格への鍵です。
5. 学校選びで重視すべきポイント
岸根高校を選ぶ際に重視すべきは、「自主的に動けるか」と「部活や行事を楽しみたいか」です。
- 勉強を強制されたいタイプ → 他の厳格な私立や進学校の方が向いているかもしれません。
- 文武両道で青春したいタイプ → 岸根高校はベストマッチです。
「自由」は「責任」とセットです。その環境を楽しめる生徒にとっては、最高の3年間になるポテンシャルを持った学校です。
6. 【岸根高等学校】を選んだ理由とは?

多くの先輩たちが岸根高校を選んだ理由は、「雰囲気の良さ」と「アクセスの良さ」、そして「制服」です。
- 「学校説明会で先輩たちが楽しそうだった」
- 「新横浜から近くて通いやすい」
- 「制服が可愛くて、校則も厳しすぎない」
最終的な決め手は「直感」や「雰囲気」であることが多いです。ぜひ一度、学校説明会や文化祭に足を運び、肌で空気感を感じてみてください。
まとめ
岸根高等学校は、偏差値53前後の公立高校として、「アクセスの良さ」「活発な部活動(特に体操部)」「明るく自主性を重んじる校風」が魅力です。
日東駒専や中堅私大への進学実績が豊富で、指定校推薦の枠も充実しています。入試では内申点100前後、当日点300点前後が目安となります。
「勉強も頑張りたいけど、行事や部活で青春もしっかり味わいたい!」という中学生には、これ以上ない環境と言えるでしょう。
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学習塾PLAN B.2025年の合格実績まとめ。 鶴見周辺の皆様こんにちは! 学習塾PLAN B.校舎長の武田です。 ・2025年合格実績 今回は2025年の合格実績総括を行いたいと思います。 まず、結論から言うと、 MARCHレベル以上を受験した全塾生のうち、MARCHレベ...
・2025年合格実績
MARCH以上に71%(28人中20人が進学)!

受験生の71%がMARCHレベル以上の難関大学進学(20人/28人)
受験生の83%が日当駒専以上レベル以上の大学進学(24人/29人)
東高校MARCH以上合格率80%(5人中4人)
県立鶴見高校(偏差値30,40台から)MARCH以上合格率71%(7人中5人)
鶴見大学附属高校MARCH以上合格率67%(6人中4人)
市立南高校MARCH以上合格率100%(3人中3人)
〜その他下克上合格一例〜
県立川崎高校(偏差値30台)から明治大学政治経済学部合格
新城高校(偏差値30台)から慶應義塾大学経済学部合格(河合塾早慶模試慶應経済全国6位)
鶴見大学附属高校普通科(偏差値30台)からMARCH合格
鶴見大学附属高校から上智合格
・平均偏差値13UP! PLAN B.鶴見校 2024年合格実績

鶴見最強の合格実績
東京工業大、早稲田、慶応、東京理科大、明治、青山、立教、中央、法政、学習院などに多数合格。
・全受験生の成績UP!(受験生の平均偏差値13UP)
・地元市立東高校からのMARCH合格率は80%以上!(5人中4人が合格)
・早慶上理受験者の3人に1人が合格!
・全受験生のうち、94%が日東駒専以上に合格!(36人中34人が日東駒専以上に進学)
・MARCH受験者の55%がMARCH以上に合格!
その他、
横浜高校(入塾時偏差値36から法政大学合格)
川崎市立橘高校(入塾時偏差値43から明治大学合格)
現役神奈川大学落ち(入塾時偏差値33から中央大学合格)
・学習塾PLAN B.とは?
学習塾PLAN B.は「業界初!逆指導。」を取り入れることにより、生徒が自立学習を行うのをサポートします。
授業で一方的に学習内容を指導するのではなく、勉強の仕方を指導し、実際に学習が定着しているかまで確認を行います。
学習管理型の塾になりますので、
・自分で勉強していけるか不安
・何をしていいのかわからない
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という生徒さんに最適な塾です。
また、地元鶴見密着の塾ということもあり、地元の高校から難関大学への合格を可能にしています!
・学習塾PLAN B.鶴見校 アクセス
“`

学習塾PLAN B.副校舎長
中学内申78→県立鶴見高校(偏差値56)→
東進ハイスクールに2年間通うも高3冬の英語偏差値28。浪人を決心し、武田塾長のもと勉強法から学び、化学全国模試一位、偏差値を40上げて医学部へ合格。この経歴を持つ私だからこそ、 まさに今までの私が感じていた 「勉強をしたくない」 「何からすればいいかわからない」 という気持ちがよくわかります。「今まで勉強したことがないから」「今の偏差値が低いから不安」「でも行きたい学校を諦めたくない!」そんな皆さんをお待ちしています!私と一緒に勉強への苦手意識をなくして、正しい勉強法を1から学んでいきましょう!